御挨拶
本日もCarWashDeliveryの出張洗車をご検討、そしてご利用頂き誠に有難うございます、そして大変嬉しく思います。
この場をお借りして私の洗車に対する思いを御紹介させて頂きます。
なぜ、出張洗車なのか
「出張洗車」という事業を始めたのは、洗車に対する「ある悩み」があったからです。
それは【洗車をしたい!しかしする場所が無い】という事でした。一昔前には東京都内でも半径30分以内の地域には50を超えるセルフ洗車場がありましたが、2013年現在では私共の世田谷の工房を起点として半径30分にはたったの2か所しかありません。また、首都圏の住まいはマンションが多くなってきており夢のマイホーム戸建の庭で洗車することができる人もほんの一握り。ガソリンスタンドで洗車をしても5分10分で終わられてしまい決してピカピカにはならないどころか機械による洗車傷が付く始末。プロショップもガラスコーティング施工の後は決して手厚いサポートはありません。つまりピカピカ洗車をすることは現代の都会においてもはや不可能になりました。
幼少時より磨くということ事に拘りを持つ
小学校4年生、図工の授業で制作した木の小箱をグレー色のヤスリで磨くことで異常な輝きを見せる事に気が付いた私は、その年の夏休みは毎朝5時に起きて寝るまでの一日中、あらゆる番手のヤスリ、そしてコンパウンドで磨き続け、2学期を迎えました。 その小箱は木とは思えない「鏡」のような光を放っていました。
そして両親は夏休みの宿題そっちのけで磨き続けるそんな私を見て猛烈に将来を心配していた様です。
18歳の青春時代に車と出合い、当然の流れで自分の愛車を磨く事に情熱と探求心を捧げることになり、スポーツカーのディーラーを経て、車にまつわる仕事で独立をということでレンタカー業で独立をすることになりました。
綺麗な車は事故率が低い?!
お陰様で都内近郊でニッチな輸入車のレンタカー業は今現在も非常に支持を頂いており、やがて立ち合い不要のカーシェアリングシステムへと形を変えましたが大きな問題点がありました。それは「事故率」です。
レンタカーの事故、被キズ率は大小含め30回貸出につき1度と言われていますが、我々の扱う車種は欧州のやや高価な車が多く、その割合で事故をされてしまうと経営としては非常に厳しいのです。そこで人は綺麗な状態を維持する為に安全運転になる、という仮説の元に貸出の直前に徹底的に綺麗にする事を心がけました。
するといつまでたっても傷つけられたりすることはありません。お客様も必ず無事故でお戻りになられます。
私にはエアバックやアイサイトを発明する事は出来ません しかし
私にとって只の「好きなこと」でしか無かった洗車が世の中の為になると確信した瞬間でした。いつも心に抱き続けていた「洗車をする場所が無い」という只の悩みごとが「洗車の機会創出計画」へと変化して今に至ります。
綺麗な車で皆様が無意識的に安全運転をするようになり、不幸な事故で悲しむ方が居なくなる事を願って、そして綺麗な車で綺麗な心でいられるように、本日も私自ら皆様のお車を徹底的に洗います、磨きます。